BaMedia、サイトを全面移行
- BMN

- 5月26日
- 読了時間: 2分
夏にWordPressへの全面移行を発表 ポータル型メディアへの転換加速
Bariumグループが運営する総合情報サイト「BaMedia」は、2025年夏を目処に、現在WixおよびNotionで分散管理されている各ページを統合し、WordPressへの全面移行を実施すると発表した。今回の移行は、“多分野メディアとしての一体感と拡張性”の確保を狙ったものであり、技術的にも構造的にも、BaMediaが次のステージへ移行するターニングポイントといえる。
ページ分散と設計の限界——現行Wix運用が抱えていた壁
現在、BaMediaでは以下のようにサービスが分散して運用されている
ニュース配信:「Barium Media News」(Wix)
動画配信:「BaNetTV」(Wix)
書籍紹介:「Ba@Books」(Wix)
辞書機能:「BaWORD」(Notion)
これにより、ページ単位でのUIカスタマイズや、サービス間の情報連携に限界が生じていた。たとえば、BaWORDで調べた用語を、BaMedia Newsの記事に直接リンクさせるといった**“文脈をまたぐ導線”**の構築が難しかったという。
WordPress移行後:カテゴリ別の最適化・連携強化が実現へ
WordPressへの移行後は、カテゴリごとに専用ヘッダーやデザインテンプレートを適用できるようになる。ニュースはニュースらしく、辞書は辞書らしく、動画は動画らしい構成で、それぞれの役割に即したUIを提供できるようになる。
また、Notion上で現在ベータ運用されている辞書サービス「BaWORD」は、このタイミングで正式公開される見通しで、他のコンテンツとの連携も視野に入っている。
“一貫した体験”を提供する、ポータルサイトへの進化
もともとニュースサイトとして始まったBaMediaは、現在では動画、辞書、書籍などを統合する**「分野横断型ポータルサイト」**としての役割が強まっている。今回の移行は、それらを「つながった体験」として提供するための技術的な再構築だ。
グループ広報担当者は次のように語る:
「バラバラだったコンテンツを、ようやく一つにまとめられる土台ができる。たとえば、BaWORDで調べた言葉をもとにBaNetTVで映像を見る、そこから関連書籍をチェックできるような“情報の流れ”を生みたいんです。今回の移行は、単なる見た目の更新ではなく、メディアとしての“つながり”を再設計する作業です」
今夏、公開予定の新サイトに注目集まる
現在、WordPressへの構築作業は内部で進行中。新デザインは、**「拡張性」「ユーザー回遊性」「機能的一貫性」**の3本柱を軸に設計されており、移行完了後には新たなBaWORD機能や検索導線の実装も予定されている。
2025年夏、BaMediaは単なる“情報 サイト”から、“知のハブ”へと進化する。






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